異常気象

地球温暖化の影響 〜頻発する異常気象

  
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     地球温暖化の影響 〜頻発する異常気象



     「地球温暖化の影響 〜頻発する異常気象」──。

     地球温暖化の影響で、世界各地でいろいろな異常気象が報告されています。
     異常気象とは何なのか?どんな異常気象なのか?
     頻発する異常気象について一緒に勉強していきましょう。


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  ■ 頻発する異常気象

  ● 2004年の1年間に起こった主な自然災害 〜異常気象

  (1) スペイン・ポルトガル 6〜7月、 ヨーロッパ南東部 7月
     スペインでは6〜7月に熱波により11人が死亡。
     スペインとポルトガルでは森林火災が多発し、
     それぞれ4万、10万5000ヘクタールの森林が消失。
     ルーマニアやマケドニアなどでは7月前半に熱波により、33人以上が死亡。
     スペイン・ポルトガル〜異常気象

  (2) 中国華南・華中 9〜11月
     54年ぶりの干ばつが広東省、江蘇省など華南から華中を襲った。
     約355万ヘクタールの耕地が被害を受け、約710万人の飲み水が不足し、
     約400万頭の家畜への水の確保が困難な状況となった。
     中国華南・華中〜異常気象

  (3) アラスカ 6〜9月
     アラスカでは過去最悪の森林火災となり、
     6月以降、約250万ヘクタールが焼失。
     アラスカ〜異常気象

  (4) 米国南東部・カリブ海諸国 8〜9月
     8月にハリケーン「チャーリー」が米国フロリダ半島を通過し、
     暴風で23人が死亡、1万2000戸の家屋が倒壊、約5万戸が損壊。
     9月にもハリケーン「フランシス」「アイバン」「ジーン」が
     立て続けにカリブ海諸国を通過し、米国東部に上陸。
     ハイチを中心に3千人以上が死亡。
     米国南東部・カリブ海諸国〜異常気象

  (5) エチオピア・アフリカ南部 〜2月
     エチオピアでは干ばつの為700万人以上が食糧不足。
     また、モザンビーク、ジンバブエなどでは数百万人、
     南アフリカ共和国では1500万人が食糧不足と伝えられた。
     エチオピア・アフリカ南部〜異常気象

  (6) インド・バングラディッシュ・ネパール 6〜10月
     インド東部・バングラディッシュ・ネパールなどでは6〜7月に、
     またインド西部でも7月下旬から8月上旬に、
     モンスーンによる大雨に見舞われ、あわせて2000人以上が死亡し、
     ネパールの被害農地面積は200万ヘクタール。
     インド北部では9月下旬に大雨による被害が発生。
     10月上旬にはインド北東部などで地すべりなどが発生し、170人以上が死亡。
     インド・バングラディッシュ・ネパール〜異常気象

  (7) 東アジア 6〜10月
     日本では6月から10月にかけて、これまでの記録の大幅更新となる
     10個の台風が上陸し、死者・行方不明者は220人以上。
     朝鮮半島、中国南東部でも、5〜9月に前線やモンスーンの大雨、
     台風による災害が相次ぎ、死者・行方不明者は400人以上。
     台湾でも7月、8月、10月にそれぞれ台風が接近し、
     死者・行方不明者はあわせて60人以上。
     東アジア〜異常気象

  (8) ブラジル 2003年12月〜2004年2月
     12月末から大雨による洪水や土砂崩れが各地で発生し、
     2月中旬までに160人以上が死亡、約23万人が避難。
     ブラジル〜異常気象


  ● 降水量の長期的傾向 〜異常気象

   北半球の中緯度から高緯度の陸地のほとんどにおいて、
   降水量は10年間に0.5〜1%の割合で増加している一方で、
   大部分の北半球亜熱帯の陸地の降水量 は、
   10年間に0.3%の割合で減少しています。

   熱帯の陸地では、降雨量は10年間に0.2〜0.3%の割合で増加しました。
   20世紀後半、北半球の中緯 度から高緯度の地域では、
   大雨の発生頻度が2〜4%増加しました。

   今後、地球全体の水蒸気と降水量は増加すると予測されます。
   特に、北半球中緯度から高緯度の地域や南極で冬の降水量が増加します。

   赤道に近い低緯度の陸上 では、増加する地域と減少する地域の両方があります。
   降水量の増加する多くの地域では、降水量の多い年と少ない年の変動が
   大きくなりそうです。


  ● エルニーニョ 〜異常気象

   エルニーニョそのものは新しい現象ではありませんが、
   過去100年間に比べ1970年代中頃以降、より頻繁に発生し、
   一旦生じると長期化し、かつ海水温の上昇幅も大きくなってきています。

   最新の科学的研究では、今後100年間においてエルニーニョの程度は、
   ほとんど変化しないか若干強くなると予測されています。

   それにもかかわらず、地球温暖化は、多くの地域において
   エルニーニョに伴って発生する干ばつと豪雨の激化を
   もたらす可能性が強いとされています。

    ※エルニーニョとは
     熱帯東太平洋(ペルー沖)で
     「海面水温が平年より0.5℃以上高い状態が継続すること」を言います。
     その反対に「海面水温が平年より 0.5℃以上低い状態が継続する」場合は
     ラニーニャと呼びます。
     ラニーニャは、エルニーニョと比較して通常の海水温パターンに近いので
     大規模な異常気象は あまり発生しません。


  ● 異常気象現象 〜異常気象

   21世紀中に、最高気温及び最低気温の上昇、大部分の地域での大雨の増加、
   大部分の中緯度地域の内陸部における夏の渇水、
   一部の地域における熱帯低気圧の最大風力及び降水強度の増加等が起きる
   可能性が高いと予測されています。


  ● モンスーン 〜異常気象

   地球温暖化は、アジアにおける夏のモンスーンによる降雨が、
   降る年と降らない年の変動の激化をもたらす可能性が高いと予測されています。




  ※全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(http://www.jccca.org/)より引用。


  
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