暖房 |
“住” の工夫 〜暖房 |
“住” の工夫 〜暖房「“住”の工夫 〜暖房」 ──。 以下には、「“住”の工夫 〜暖房」として、 私たちが【 健康と地球環境にやさしい、こころ豊かな暮らし方。 】 を実現する為に、 日頃から心掛けたい事や、実践できる事を書き並べてみました。 意外と簡単にできる事ばかりです。 できる事からはじめてみてはいかがでしょうか──。 ■ “住”の工夫 〜暖房 ■ 家庭で暖房を使用した時に出る二酸化炭素は、冷房よりも多くなっています。 「化石燃料」を燃やすと「温室効果ガス」である二酸化炭素が出てしまいます。 冬の暖房を効率良く行って、電気や灯油、ガスなどを使う量を減らすと、 家庭から出る二酸化炭素の量を減らす事ができるでしょう。 また、「設定温度」、「風向き」や「風量」、「暖房環境」などにも気を配り、 寒い冬を快適に過ごしましょう。 ●「エアコン」 〜暖房 ![]() 「設定温度」 ・冬の暖房時の設定温度は 20 ℃に。 エアコンの設定温度を 1 ℃変えた(下げた)だけで、約 10 %の節電になります。 冬のエアコンの設定温度は 20 ℃が理想と言われています。 「風向き」 ・風の吹き出し口は下向き(垂直)に。 暖かい空気は部屋の上の方に溜まりやすい為、 風の吹き出し口は下向き(垂直)に設定すると良いでしょう。 まんべんなく部屋を暖める事ができます。 「風量」 ・風量は弱風や微風よりも、自動運転に。 風量は、自動にしておけば、部屋が暖まるまでは強風で、その後は微風でと、 一番効率の良い運転をしてくれます。 弱風や微風にしておくと効率良く部屋が温まらない為、 逆に電気代が掛かってしまいます。 「暖房環境」 ・エアコンの吹き出し口のそばやすぐ下を、家具などで塞がないようにしましょう。 暖気が遮断されてしまい、十分な暖房の効果が発揮されなくなってしまいます。 「メンテナンス」 ・こまめにフィルターの掃除をしましょう。 フィルターがゴミやホコリで目詰まりしていると、暖房効果 が低下し、 電気代の無駄使いになります。 目詰まりしたままだと 1 シーズンで 5 〜 10 %程度効率が下がるとも言われています。 シーズン中は、最低 2 週間に 1 度くらいの割合でフィルター掃除をしましょう。 ・しばらく使っていなかったエアコンの内部には、 空気を汚し、健康にも害を及ぼすカビが繁殖しているかも知れませんので、 専門業者にクリーニングを依頼するのも良いでしょう。 ●「扇風機」 〜暖房 ![]() 扇風機、夏が終ると片付けてしまっていませんか? 実は冬にも扇風機を使うと、効果的に暖房する事が出来ます。 エアコンなどの暖房機器を使う時には、扇風機を併用しましょう。 暖かい空気は部屋の上の方にたまります。 扇風機を使って部屋の空気を循環させると、まんべんなく部屋が暖まるのです。 扇風機の消費電力はごく少ないので、是非とも活用しましょう。 (1日6時間、1ヶ月間使用したとしても、電気代は 100〜150 円程度です。) ●「石油(ガス)ファンヒーター・ストーブ」 〜暖房 ![]() ・エアコンと同じく、 「設定温度」「風向き」「風量」「暖房環境」「メンテナンス」 などにも気を配りましょう。 ストーブの場合は、炎の加減に気を配りましょう。 炎が大きいと煙の出る原因となり空気を汚します。 ・早目のOFFを心掛けましょう。 室温は急には下がりませんので、お出掛けや寝る 15 分くらい前に切りましょう。 ストーブの場合は、火力調整ダイアルをゆっくり回して消火すれば、 消火時の煙の量を少なくできます。 ●「電気こたつ」 〜暖房 ![]() ・ファンヒーターやストーブ、エアコンなどと併用する場合は、 控え目な温度設定を心掛けましょう。 ・こたつは主に腰から下を暖める暖房機器なので、上半身は寒くなりがちです。 カーディガンなどを 1 枚多めに着込む事が暖かさのポイントです。 また、こたつ布団と一緒に敷布団と上掛けも使用しましょう。 ●「電気カーペット」 〜暖房 ・設定温度は低目にしましょう。 ・部屋の広さや用途に合ったものを選びましょう。 カーペットを分割して暖める機能もあるので、それらを選ぶと良いでしょう。 ・床にじかに敷くと、熱が床に逃げて暖房効率が下がりますので、 電気カーペットの下に断熱マットなどを敷くと暖房効率は上がりますので、 是非とも活用しましょう。 ●「カーテン・ブラインド」 〜暖房 ・カーテンは厚手のもので、床まで届く長いカーテンを選びましょう。 せっかく家の中を暖めても、実は家自体から熱が逃げています。 特に熱の 38 %が窓やドアなどの開口部から逃げています。 カーテンやブラインドを活用して開口部から逃げる熱を防ぐと、 部屋の温かさを保つ事が出来ます。 カーテンは床までいっぱいに吊るし、閉める時には隙間がないようにすると、 より効果的です。 ●「省エネ製品」 〜暖房 ・エアコンや暖房機器・器具などの省エネ効率は毎年向上しています。 使用中にかかる光熱費を比較してみると、買う時に少々高くても、 省エネ効率のよい製品の方が数年で元が取れる事が多くあります。 長く使う事が多い製品こそ、使っている間の事まで考えて選びましょう。 ●「その他」 〜暖房 ・ドア・窓の開閉は少なくしましょう。 せっかくの暖気が逃げてしまいます。 但し、石油ファンヒーター・ストーブなどを使用している場合は、 特に換気に注意しなければなりません。 1 〜 2 時間に 1 回くらいは窓を開けて換気を行いましょう。 ・暖房が効き過ぎた部屋の中で薄着でいたりしていませんか? ウォームビズなどを行い、快適に過ごす努力をしましょう。 ・湯たんぽなど、昔ながらの暖房機器もオススメです。 ヒーターなどと違い、皮膚が乾燥しません(喉が渇かない)。 水の入れ替えなど面倒な部分もありますが、残り湯で顔や食器を洗えるなど、 注目のエコ暖房機器です。 |
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